TPP情報をシナに提供していくことで米中合意

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習主席「太平洋は米中を十分に受け入れる余裕ある」
News i – TBSの動画ニュースサイト 2013年6月10日22:53
http://news.tbs.co.jp/20130610/newseye/tbs_newseye5354640.html
週末に行われたアメリカのオバマ大統領と中国の習近平主席との首脳会談。ふたつの大国のトップが膝をまじえて8時間、尖閣諸島をめぐる問題など、日本にも深く関係するテーマも含めて、いったい何が話し合われたのでしょうか。

西海岸での米中首脳会談を終え、にこやかな表情でホワイトハウスに戻ったオバマ大統領。2日間で、のべ8時間以上に及んだ異例の首脳会談では、北朝鮮の非核化や温室効果ガスの一部の使用削減に協力すること、サイバー空間におけるルール作りを検討することなどで合意しました。

保養地でリラックスした雰囲気で行われたとされる会談ですが、協調路線の裏側で、駆け引きも行われていたと専門家は見ます。北京の日本大使館で公使を務めたこともある宮家氏は、会談の冒頭6分間で習主席が5回もつかった、ある言葉に注目しました。

「広い太平洋は米中両国を十分に受け入れる余裕があります。太平洋をまたいだ協力を」(中国 習近平国家主席)

「太平洋」という言葉です。

「西太平洋の一部は中国が管理しますよ、アメリカは中国の利益を認めなさいと」(キヤノングローバル戦略研究所 宮家邦彦 研究主幹)

また、習主席は「大国」という言葉も強調していたといいます。

「もう中国は小国ではありません、大国なんです。したがって大国として扱ってほしい、大国として尊敬をしてほしい」(キヤノングローバル戦略研究所 宮家邦彦 研究主幹)

米中首脳会談では、尖閣諸島をめぐる問題についても話し合われました。オバマ大統領は、「日本の施政権は認めるが、領有権については特定の立場をとらない」と、アメリカの姿勢を説明した上で、対立の激化を避け、対話による解決を求めました。これに対し習主席は「国家主権と領土の統一を断固として守る」と、むしろ日本をけん制しました。外交ジャーナリストの手嶋氏は、気がかりなことがあると言います。

「やや中国がアメリカを押し込んで、アメリカは中国にやや誤ったシグナルを送ってしまったというふうに、(尖閣問題について)中立と中国側が受け取ってしまうような曖昧な言動をオバマ大統領がした。アメリカが介入せずという言質を取ったというメッセージを北京に送ることになりかねない」(外交ジャーナリスト 手嶋龍一氏)

確かにオバマ大統領は尖閣諸島をめぐる対立では日中の「対話」を促しました。この点について菅官房長官は・・・

「アメリカは一貫して話し合えと言っているが、私たちは尖閣問題については領土問題はないと。それは法的にも歴史的にもそうだと、そういうことを言っています」(菅義偉 官房長官)

米中首脳会談では、日本が7月に合流するTPP(環太平洋パートナーシップ協定)交渉でも、内容について中国に情報提供することで合意しました。アメリカは、第二の大国・中国に今後どこまで配慮するのでしょうか?そして日本の立場は?日本政府は、来週イギリスで行われるG8(主要国首脳会議)の際に日米首脳会談を調整し、対中政策をめぐって歩調を揃えたい考えです。(10日22:53)
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米中首脳会談: 平成25年6月7日6月8日。
・カリフォルニア州パームスプリングスの保養施設。
・2日間にわたり夕食などを含めて合計8時間超。
・オバマ習近平ノーネクタイで1時間ほどリゾート散歩。
・習近平がTPP交渉に関する情報提供をオバマに要請する。
・公式な協議の枠組みを作り中国にTPP情報を提供していくことで米中合意。

日米首脳会談 平成25年2月22日。
・ワシントンDCホワイトハウス。
・約1時間45分。
・安倍首相が手土産持参でTPP交渉参加を懇願。
・TPPに関し日本側はこれといった情報は得られず。
・夕食会なし。用談を伴う昼食会ワーキングランチのみ。
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