菅義偉(すがよしひで)「粛粛と」

菅義偉粛粛と」(高浜原発再稼動) 動画10:55 あたり
動画 菅義偉官房長官記者会見 平成27年4月14日(火)午後
http://www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/201504/14_p.html
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg11607.html
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菅義偉(すがよしひで)プロフィール: 好きな言葉 「粛々と」

菅長官「粛々と進めたい」 高浜原発の再稼働
朝日新聞デジタル 2015年4月14日20時43分
http://www.asahi.com/articles/ASH4G5RGSH4GULFA01X.html
菅義偉官房長官は14日午後の記者会見で、高浜原発の再稼働について「独立した原子力規制委員会が十分に時間をかけて、世界で最も厳しいと言われる新基準に適合するかどうか判断をしたものだ」とし、「そこは粛々と進めていきたいという考え方だ」と述べた。
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原子力規制委員会 田中俊一委員長
科学技術に100%リスクゼロってことも無い
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原子力規制委員会 定例記者会見 (平成26年9月10日)
https://youtu.be/MZbr9kJcCqk?t=27m16s
原子力規制委員会田中俊一委員長の悲しい変貌 – 鈴木耕
http://blogos.com/article/98633/

高浜原発差し止め 司法も警告「世界一厳しい」安全基準のウソ
2015年4月15日 日刊ゲンダイ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/159020
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/159020/2
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/159020/3
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/159020/4
14日福井地裁が下した高浜原発3、4号機の再稼働差し止めの仮処分決定は衝撃的だ。国の原発の「新規制基準」を「緩すぎる」「適合しても安全性は確保されていない」「合理性を欠く」と、根底からバッサリ否定するものだったからだ。安倍首相はさぞ狼狽していることだろう。

実際、福井地裁が明言したように、「新規制基準」は欠陥だらけだ。安倍首相は「世界一厳しい基準」と自画自賛し、国民も「適合すれば安全」だと思わされているが、「新規制基準」は、安全とは程遠いシロモノなのである。

■規制委は「安全」とは言っていない

福井地裁の決定を受け、自民党の細田幹事長代行は「安全性の判断は専門家に任せるべきだ」と裁判所を批判した。だが、細田氏の発言はチャンチャラおかしい。原子力規制委員会の田中委員長は過去にこう繰り返しているのだ。

「安全か、安全じゃないかという表現はしない」

「絶対に安全だとは私は申し上げません」

要するに、そもそも規制委の審査は「安全」を宣言するものではないのである。

■避難計画の実効性審査されず

性急な原発再稼働に疑義を唱えている新潟県の泉田知事は、かつて本紙のインタビューで「新規制基準」についてこう話していた。

「世界の標準は『住民の命と健康をどう守るか』なのに、田中委員長は『そこは私たちの仕事ではない』と言う。無責任以外の何ものでもありません」

規制委は住民の避難計画を審査せず、自治体に“丸投げ”。「我々が審査するのはハードだけ」という姿勢なのだ。米国の原子力規制委員会が、緊急時の避難計画が整っていなければ稼働許可を出さないのとは大違いだ。

■メルトダウンの対策がない

原発の安全確保には「止める」「冷やす」「閉じ込める」が必要で、世界ではメルトダウン事故を前提に対策が取られている。欧州では溶け落ちた燃料を受け止める「コアキャッチャー」の設置が義務化されている。ところが、日本の新基準にはそれがない。「世界一厳しい」なんて笑止千万だ。

■福島原発事故の検証が先

「(福島第1原発)事故の検証・総括がないまま策定された規制基準では安全は確保できません」

これは、今回の仮処分決定を受け、新潟県の泉田知事が出したコメントの一部。泉田知事が繰り返し主張していることだが、福島原発の事故原因がいまだ分からないのに、どうすれば安全が確保されるのか。安全基準なんて作れるわけがない。「原発の倫理学」の著書もある元経産官僚の古賀茂明氏もこう語った。

「泉田知事も言っているように、『新規制基準』は避難計画が切り離されていて話になりません。原発事故が起きた際、住民が避難するのにどれだけの時間がかかるか分からないのに、どうやってベントで放射能を放出する判断をするのでしょうか。日本は地震大国なのに、活断層を調べる年代も狭い。コアキャッチャーを設置する必要もない。今あるほとんどの原発が動かせるようにするために作った緩い基準だからです。今回の裁判所の決定は、原子力規制委員会に、『基準をもう一度作り直せ』ということです」

■英BBCも「安倍首相にとって大打撃」

関電が想定していた今年11月の高浜原発の再稼働は、これで厳しくなった。それどころか、英BBCまで「原発の再稼働を推し進める安倍首相にとって大打撃」と報じている。安倍首相はいよいよ、お腹が痛くなってきたんじゃないか。
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福井地裁、高浜原発再稼働禁止の仮処分 新規制基準「安全確保せず」
2015年04月14日 17:27 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0N50A520150414?sp=true

[福井市 14日 ロイター] – 関西電力(9503.T: 株価, ニュース, レポート)高浜原発3・4号(福井県高浜町)をめぐり、福井県や関西の住民9人が再稼働の差し止めを求めた仮処分申請で、福井地裁(樋口英明裁判長)は14日、住民側の請求を認め、両機を「運転してはならない」と関電に命じた。また、原子力規制委員会が策定した新規制基準に適合しても「安全性は確保できない」と断じた。

住民側代理人の弁護士によると、同仮処分は直ちに効力が生じるため、再稼働は当分の間、できなくなる。裁判所が仮処分で原発の運転禁止を命じる決定を出すのは日本国内で初めて。

<基準地震動、信頼性ない>

高浜3、4号は今年2月、原子力規制委員会から新規性基準に「適合している」と合格判定を受けた。しかし、福井地裁は仮処分の決定文要旨で、「新規制基準は緩やかすぎて、これに適合しても安全性は確保できない」と断定した。

原発の安全審査における最大のポイントとなる基準地震動(地震の揺れの想定)について、地裁は、2005年から過去10年間で想定を超える揺れが4原発で5回あったことに触れながら、「基準地震動は信頼性を失っている」と指摘した。

その上で、高浜で想定する700ガル未満の地震の場合でも、「冷却機能喪失による炉心損傷に至る危険が認められる」とした。

今回の仮処分申請の代理人で、脱原発弁護団全国連絡会の共同代表を務める河合弘之弁護士は仮処分決定後の記者会見で、「司法が原発再稼働を止めた今日は日本の脱原発を前進させる歴史的な一歩」と強調した。

<関電は不服申し立てへ>

関電は同日、高浜3・4号の運転禁止を命じる福井地裁の決定に対して、「速やかに不服申し立ての手続きを行う」とのコメントを発表した。

仮処分の決定に不服があれば、訴えられた側は同地裁に改めて審理を求める「保全異議」を出すことができる。再審理の結果、関電の申し立てが認められれば今回の仮処分の効力が消え、再稼動の可能性が復活する。

河合弁護士は、保全異議があった場合の審理の期間について「半年から1年くらいだろう」との見通しを述べた。今回裁判長を務めた樋口氏は4月1日付で名古屋家裁に異動しており、別の裁判官が審理を担当するとみられる。

(浜田健太郎)
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【高浜原発再稼動差し止め】
地震想定の信頼性足りず 不十分な耐震補強工事

http://www.47news.jp/47topics/e/264346.php
関西電力高浜原発3、4号機の再稼働を認めないと判断した福井地裁の仮処分決定は、地震想定の不十分さなどを挙げて原子力規制委員会の新規制基準や審査を根本的に否定しました。

Q 原発の地震想定に問題があるのですか。

A 新規制基準は原発の周りの活断層などをよく調べれば、将来起きる大地震の規模を大体予測できるとの考えを前提にしています。しかし地裁は、予測は限られた数しかない昔の地震のデータなどに頼っており、信頼性が足りないと疑問を呈しました。

Q 高浜原発はどのぐらい大きい地震に耐えられるのですか。

A 設計で想定する揺れの強さは、運転開始当初は370ガル(加速度)でしたが、現在は700ガルです。関電は実際には970ガル強まで耐えられるとしています。

Q 970ガルを超える地震は来るのですか。

A 例えば、2007年の新潟県中越沖地震の揺れは東京電力柏崎刈羽原発1号機で1699ガルと推定されています。もっと強い揺れの地震もありましたが、地域的な特徴があり関電は高浜では考えないという立場です。しかし地裁は、予想もしない要因で揺れが強くなるかもしれないほか、国内の他の場所で起きた規模の大地震が確率は小さくても高浜でも起きる可能性があるとしました。

Q 原発の補強工事をしても駄目ですか。

A 耐震補強の中心は、大事な配管が揺れで壊れないよう頑丈な支えを付けたり増やしたりする工事です。これに対し、地裁は原子炉本体の補強工事や配管の交換はしていないと指摘しました。

Q 関電は新たに電源車やポンプなどを配備しました。

A 地裁は970ガルを超える地震が来れば、こうした非常用の設備もほぼ使えなくなり、炉心溶融が起きる危険性が極めて高いと指摘。さらに700ガル未満の地震でも、原子炉冷却の鍵となる主給水ポンプと外部電源が同時に失われる恐れがあるとしています。

Q 700ガル未満でも危ないのですか。

A 外部電源と主給水ポンプは最高クラスの耐震性を備えていません。関電は事故時には蒸気で動く別のポンプを使うと主張しましたが、地裁は「堅固な第1陣が突破されても、なお第2陣、第3陣が控えているべきなのに、第1陣が貧弱で、いきなり背水の陣になる」と退けました。

Q 高浜には事故対応拠点となる免震重要棟が未設置です。

A 地裁は、地震や放射性物質への対策が整っている免震重要棟の必要性を強調しています。しかし、新基準では免震重要棟は義務付けられておらず、同様の機能がある緊急時対策所を置けばよいとしています。高浜では1、2号機の原子炉補助建屋内にある既存の部屋に設置しますが、福島の原発事故の教訓からみて広さや機能が十分かどうか疑問の声もあります。

(共同通信) 2015/04/15 10:08
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