自衛隊員54人帰国後自殺 安保論戦で深刻数字が明らかに

自衛隊員54人帰国後自殺
jieitai_jisatsu
イラク支援など派遣の自衛隊員56人自殺
News i – TBSの動画ニュースサイト 最終更新:2015年6月6日(土) 1時54分
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2510900.html

戦争をしている他国軍を自衛隊が支援できる新たな法案の審議が続くなか、政府は、以前の一時的な特別立法によってイラク戦争やアフガン戦争の後方支援などに派遣された自衛隊員のうち56人が自殺していたことを明らかにしました。

これは、国会で審議中の安保法制に伴う自衛隊員のリスクに関連して、民主党の阿部知子衆院議員が質問趣意書を提出したことに対し、政府が回答したものです。

政府の答弁書によりますと、イラク戦争に関連して後方支援や復興支援に派遣された自衛隊員29人と、アフガン戦争の際に後方支援のためにインド洋に派遣された自衛隊員27人のあわせて56人が帰国後に自殺していたということです。派遣された隊員の実数は明らかにされていませんが、延べ人数の合計はおよそ2万5760人でした。

自衛隊の海外活動を大幅に広げる新たな安保法制をめぐっては、戦争をしている他国軍を「協力支援」する際などに自衛隊員のリスクが高まり、精神的な負担も増える可能性が指摘されていますが、今回の政府の答弁書では、隊員の自殺の原因について、「海外派遣との因果関係を特定することは困難な場合が多い」としています。(05日20:15)
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自衛隊員54人自殺 安保論戦で深刻数字が明らかに
日刊スポーツ [2015年5月28日11時17分 紙面から]
http://www.nikkansports.com/general/news/1483497.html
安倍晋三首相肝いりの安全保障関連法案の本格審議が27日、衆院平和安全法制特別委員会で始まった。法案成立なら、自衛隊員のリスクが高まることが懸念される中、イラク特措法やテロ特措法に基づき、これまで現地に派遣された自衛隊員が帰国後、自殺したケースが54人(14年末時点)にのぼることが分かった。

共産党の志位和夫委員長の質問に、防衛省が、陸自21人、空自8人、海上自衛官が25人と内訳を述べた。原因を特定するのは一般的に困難との認識を示したが、志位氏は、派遣との因果関係は否定できないと指摘。「戦死者は出ていないが、犠牲者が出ていないわけではない。深刻な数字だ」と述べ、「非戦闘地域での活動でも、これだけの若者が犠牲となり、心の傷を負っている。活動範囲が拡大すれば、はるかに超える負担と犠牲を強いるのではないか」と首相に迫った。

首相は「胸の痛む話だ」として、「(隊員は)現場でリスクを負いながら、任務をまっとうするため全力を尽くしている。今までの活動を比べる中で、非戦闘地域の概念を非戦闘現場とあらためたが、隊員は安全が十分に確保された所で活動し、戦闘になる危険性があれば退避する」と説明。志位氏は「総理はリスクを語ろうとしない。自衛隊の活動範囲をこれまでの戦闘地域に大幅に拡大しながら、隊員の安全確保を言うのは自己矛盾。ブラックジョークのたぐいだ」と、批判した。
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