ロシア外相、「旧敵国条項」挙げ主張 北方領土問題

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ロシア外相、「旧敵国条項」挙げ主張 北方領土問題:朝日新聞デジタル
モスクワ=石橋亮介 2019年2月22日
https://www.asahi.com/articles/ASM2P7SNNM2PUHBI03C.html

ロシアのラブロフ外相は21日、ドイツ・ミュンヘンで16日に行った河野太郎外相との外相会談で、国連憲章に「(第2次大戦での)戦勝国の行いは議論の対象とならない」との記述があると主張し、北方領土のロシアの主権を認めるよう迫ったことを明らかにした。

インタファクス通信などによると、モスクワでのビジネス関係者らとの会合で述べた。

ラブロフ氏は従来、「旧敵国条項」といわれる国連憲章107条には「第2次大戦の結果は変更できないと記されている」と主張している。外相会談でもこの条項に言及しつつ、河野氏にロシア側の原則的な立場を伝えたとみられる。
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ロシアの主権「国連憲章に基づく」=北方領土めぐりラブロフ外相
時事ドットコム 2019年01月16日
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019011601146

【モスクワ時事】ロシアのラブロフ外相は16日、モスクワの外務省で年頭記者会見を行い、北方領土におけるロシアの主権は国連憲章に基づいていると主張した。22日に日ロ首脳会談を控える中、平和条約締結交渉に臨むロシアの厳しい姿勢が改めて示されたと言えそうだ。

ロシアは、北方領土における自国の主権を含めて「第2次大戦の結果」を認めるよう日本に迫っている。これについてラブロフ氏は「最後通告でも前提条件でもない」と説明。国連憲章107条(旧敵国条項)に言及し「日本は、第2次大戦のすべての結果は揺るがないと宣言している国連憲章に署名・批准した。われわれは日本に何も求めておらず、国連憲章などの義務に沿った行動を呼び掛けているだけだ」と語った。

ラブロフ氏はこれを踏まえ、日本の領土返還要求は「国連憲章の義務に明白に矛盾する」と問題視したほか、日本は「世界で唯一第2次大戦の結果を完全に認めていない国」と発言した。
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露外相、旧敵国条項用い北方領主権主張…露報道 : 国際 :
読売新聞オンライン 2019/02/22
https://www.yomiuri.co.jp/world/20190222-OYT1T50211/

【モスクワ=工藤武人】インターファクス通信によると、ロシアのラブロフ外相は21日、ドイツ南部ミュンヘンで16日に行われた日露外相会談で、国連憲章の「旧敵国条項」を持ち出し、北方領土に対するロシアの主権を認めるよう河野外相に求めたことを明らかにした。

ラブロフ氏はモスクワ市内の会合で、旧敵国条項の一つ、国連憲章第107条を念頭に「国連憲章には(第2次大戦での)戦勝国による行為は交渉不可能と書かれている」と主張したことを明らかにした。

また、ラブロフ氏は日米同盟についても「露日関係のレベルを質的に引き上げる障害になっている」と指摘し、日本をけん制した。

旧敵国条項は、日本やドイツなど第2次大戦の敗戦国が対象で、1995年の国連総会決議で削除に向けた国連憲章の改正が勧告された。ただ、改正には国連安全保障理事会5常任理事国による批准が必要なこともあり、現在も残っている。
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